突然大家が物件を売るとかなった時にすべき対処法
2015/06/15
しばらく前に新しい部屋が見つかり引っ越したのですが、1ヶ月くらいした後に大家が「家を売りたいので部屋を見せてくれ!」と言ってくるようになりました。
面倒臭いのでしばらくスルーしていたのですが、かなりしつこい(本当に売りたいらしい)ので結局同意しました。ここで気になったのが大家が変わった時に「出て行ってよ」と言われて契約終了前に追い出されるケースです。
段々心配になってきたので不動産の担当に相談に行くことに。
案の定、中国ではそういうケースもしばしばあるようで、万が一そうなったら徹底的に争うか諦めるかの二者択一になることも理解しました。私は争うのは好きではないので、今後は家を探し直してもいいかなぁと思っていました。
外国人であればなおさら個人間で解決するのはリスクが高いので、不動産屋を介しての協議をすることになりました。以下は私が採用した方法です。一応契約に基づいて法律上に有効な手段です。
契約の補足をするという対処法
中国語では「合约补充协议」と言い、本来締結した契約を補充する形式になります。具体的な内容は以下のとおりです。
最後に日付とサインをしてお終いです。
新しい大家さんは若い女性の方で、幸い現在は家族と同居中で特に急いでいないとのことでした。いつ手のひらが返されるか分からないのが中国ですが当分は安泰のようです。
それよりも驚いたこと
驚いたのは新しい大家さんは家すら見ていないのに売買契約をしたとのことです。先の協議の際にわが家を見て同時に専門業者が部屋の値踏みをしていたのでお金は払っていないようでしたが、こんな人もいるんですね。
まだ銀行の融資も取り付けていなので「いつでも破棄できる」という考えがあるようですが、現地人の友人も「リスクが高い方法だね」とつぶやいていました。
キレイなわが家を見てご満足だったようでこの先契約が進むのでしょうが、私が住んでいる間は何もトラブルがないことを願うばかりです。