中国人が日本に来て爆買いする理由とは?
2015/10/16
久々の更新になります。
現在中国は国慶節の大型連休中です。中国大陸内でも人民大移動が繰り広げられています。最近は海外に出る人も増えてきました。
3年前は日中関係の悪化により旅行者数が大幅に減りましたが現在は持ち直したようですね。日本のニュースでもクルーズ船に乗って大挙して来る中国人を見ました。
日本に来る人の多くが旅行目的です。東京や大阪などの観光地を回ったり食事をする以外に中国人にとっての一大イベントが『爆買い』です。なぜ中国人は日本に来て爆買いをするのでしょうか。
私の気付いた点をメモっておきましょう。
面子としてのおみやげと自分のため
実は中国人であれば誰でも日本に来れるわけではありません。ある程度(中流の上あたり)の経済力がある人たちがビザを発給されて日本に来ています。
つまり日本に旅行に行けること自体がステータスなのです。『日本に行ったぞ!』的な感じで日本のおみやげを買ってゆくと現地では非常に喜ばれます。
日本の製品は精巧にできており質が高いので中国で売られている物とは比較になりません。なおかつ現在は円安なので中国人にとってはお得に買い物ができるのです。
◆もう一つの理由は『自分のため』です。
先ほども述べたように中国で販売されているものは質が非常に悪くてすぐ壊れます。質の良い物は割高で(日本より高い)なかなか手を出すことができません。
食品に関しては『信頼性ゼロ』なので中国人民も覚悟するか(?)何も考えないようにして(諦めて)食べているようです。しかし自分の子ども、特に赤ちゃんが口にする物は中国人も敏感です。
それで日本や香港に行って粉ミルクを漁るように買い占めるのは食の安全に対する不安から来ているのでしょう。私も中国で生活していて多少なりとも不安を感じますが、健康に良いお茶を飲んでプラマイゼロにしていますw
つまり、中国って気の利いたものや安心できる物って少ない訳ですよね。ちなみに私も日本から中国に戻るときには調味料や身の回りのものを爆買いして送っていますw