中国生活style

中国のトイレ事情-最新版

      2015/06/16

 

ニーハオトイレなど、色々もてはやされている中国のトイレですが実際にはどのような状況でしょうか?

住宅の築年数がトイレのグレードを決める

近年の経済発展で中国も変化しつつあります。今から10年前に建てられたマンションと新築のマンションを比べるとトイレも格段の差があります。管理人も新築マンションに住んでいましたが、トイレの流れも非常に快調で詰まる心配も全くありませんでした。
 
それとは対照的に古いマンション(築10年でも中国ではかなり古い)だとトイレや水まわりに清潔感がない家も少なくありません。今まで使っていた住人が汚していればそれなりですし、トイレに何を流したのかもわかりませんので、詰まることもしばしばあります。
 
友人の家に泊まった時にトイレが詰まり、水かさが増して便器ぎりぎりまで上がってきた時は冷や汗モノでした。トイレのしゅぽしゅぽ(詰まりを取るやつ)を使ったら直りましたが、トイレの詰りは慢性的なものでした。きっと菅のどこかに物が詰まっていたのでしょう。

外出時のトイレ

大学のトイレは毎日掃除のオバさんが清掃をしてくれていたので清潔感がありました。お約束通りトイレットペーパーが付いていなかったので自分でティッシュを持参して使っていました。
 
街中を歩いている時にトイレに行きたくなった場合の対処方法ですが二通りあります。一つはマックや商業施設のトイレを使うことです。もうひとつは公衆便所を使う手があります。
 
衛生レベルはどちらも同程度でした。マックのようにトイレの数が少ない所に大勢の客が使用すれば当然汚れていますし、公衆便所でも使用者が少ないような場所であれば汚れていません。
 
使用頻度が少なそうなトイレはキレイな確率が高いです。
 
和式の場合は問題ありませんが、洋式では誰が座ったか分かりませんので、ウェットティッシュを持参すると安全です。

トイレにあった怖い落書き

ニーハオトイレにも行きました

管理人が住んでいた地域には大規模な市場があり、トイレに行きたくなったので向かった所、何とそこはニーハオトイレだったのです。既に先客がいて用を足されていました。
 
さすがの管理人もそこでは用を足す気持ちになれず、行った目的も忘れて家に帰ってしまいました。真面目な話としてはトイレにハエが飛んでいて、ばい菌が媒介して衛生面ではよろしくありません。
 
知り合いが中国に来た時に連れていってあげたら、一目見てすぐに逃げるようにして帰って来ました。「無理!無理!無理!」と叫んでいました。(日本人の女子ですw)

どうも日本人にはあのタイプのトイレは向かないようです。

※日本では考えられないトイレもある(追加記事)

暇な時に中国の不動産物件を見て楽しんでいるのですが、驚くようなトイレに遭遇しました。(中国では当たり前かもしれません)

中国ではトイレとシャワールームが一体になっているのものが標準仕様です。(日本のユニットバスの大きい版)ある程度の広さが取れるならば、便器とシャワーが離れた位置に設置されています。

しかし、私の見た写真ではシャワーが設置されていて、その真下に・・・便器がついているのです。(洋式ではなく和式の)

シャワーを浴びて流れた水がそのまま真下の便器から下水に流れてゆくのでしょう。合理的かもしれませんが、衛生面では問題有りですよね。写真を見るたびに頭がクラクラしてきます・・

最後におひとつ・・

便器の中でモップを洗う

便器の中でモップ洗うなよ!(笑)

これが巷でうわさ(?)の床と一体式の中式便所です。上の写真は私が家探しをしていた時、たまたま候補に上がった部屋の撮影をしていた時に出くわしました。ちなみにこの部屋は借りませんでした。

(プライバシー保護のため、顔は処理を施しています)

 - 中国生活のコツ