下水油(地溝油)-極めて危険だが、普通に流通している
2016/10/27
【右が食用油で、左がリサイクル油です。色が明らかに違います。】
究極のエコではなくエゴ
地沟油 dì gōu yóu=下水油
中国には「リサイクル油」って言うのがあるのをご存知ですか?
「リサイクル」と聞くとエコな感じがしますが、この油はゴミで捨てる(実際にゴミからも取る)をリサイクルして使います。
なぜ使うのかというと「儲かる」からです。(これは塩も同じです。工業用の塩を使っている飲食店も実際にあります)リサイクル油は中国も認めている問題であり、割合は全体からすると10%(200~300万トン)とも言われています。
つまり、外食の10食に1回は下水油の料理ということになります。
こちらは下水油を配達し終えてアジトへ帰るところです。(管理人撮影)通りかかった時に明らかに強い異臭がしたので下水油で間違いありません。
通り過ぎざまに私が写真を撮ったところ、いつまでも後ろを振り向いてこちらを確認していました。やはり『悪いことをしている』という意識があるようですね。
一体どこへ売るのか?
スーパーで正規に売りだされているものは普通の油なので、エンドユーザーは飲食店や露天で商売をしている人たちということになります。この油は人体にも有害で、発がん性物質があるとされています。
そんな訳で私は安いけど清潔感のない飲食店では決して食べません。衛生状態に問題があるだけでなく、やっぱり何を使っているか信用できないんですよね。
街を歩いていたところ、店の前に揚げパン屋さんが出ていたのですが、使っていた油はこんな感じです。(色にご注目ください)
まさにコレが『下水油』です。本当に油なのかよって思うほど真っ黒ですよね。(食用では無いのですが)こんな油を使って堂々と人に売っているのを見ると何とも腹が立ちます。
せっかくなので記念に写真を撮っていると奥にいた店主らしき人が『写真を撮ってどうすんだ!!』と言ってきました。
とは口が裂けても言えないので適当に回答しておきました。やはり悪いことをしている人は自覚があるんですね。(-_-;)
まとめとして
ここまで聞くと、屋台や汚いお店で食べる気がしなくなったかもしれませんが、これが現実です。中国人の中にもマイ油を店に持ち込んで調理してもらう人もいるくらいです。
あまりにも安いものや外見上危ない感じの店には行かないよう気をつけましょう。良識のある中国人はこういう場所では決して食事を取りません。