中国で感染症に気をつける
2015/06/15
中国生活でリスクがあるのが感染症の恐れです。
衛生面に気をつける
A型肝炎は口から取り入れるものを通して感染します。中国で上下水道の整っていない地域に行くことはないのですが、衛生面に問題のありそうな店や魚介類の生物はよっぽど安全が確証されない限り控えたほうが良いでしょう。
2003年に起きたSARSの影響で中国人も手を洗うことが習慣付けられてきています。ただ、公衆トイレで観察していると半々といった様子です。公衆衛生の面では発展途上のようなので、家に帰ったらまず手を洗いましょう。
心配な方はA型肝炎の予防接種を受けておくことをオススメします。ワクチンは通常初回・4週間後・半年後の3回接種します。5年間抗体が持続すると言われています。
管理人も渡航前に受けたのですが、自由診療なので病院によって若干値段が違います。でも基本的に受けるのは同じワクチンなので、幾つか病院に電話をして確かめてみると良いでしょう。
犬にも注意を
中国には狂犬病にかかっている犬が存在します。都市によっては野良犬が街中をうろついている所も少なくありません。特に注意をしたいのは目がうつろでよだれを垂らしている犬です。明らかに狂犬病の犬と分かります。
万一狂犬病の犬に噛まれ、感染すると致死率は100%のようです。血清を打たない限り助かることはありません。くれぐれも野良犬には近づかないようにしましょう。
しかし現在の中国において大都市圏は野良犬をほとんど見かけません。個人旅行などで田舎などに行かない限り野良犬には出くわさないと思いますので過度に恐れる必要もありません。
その他の感染症
中国に渡航している人で意外と多いのが性行為感染症です。これは本人の行動で100%防げるものなので、ここでは特に取り上げません。しっかりした道徳観が命を救うことにもなるでしょう。