中国生活style

中国生活で交通事故に気をつける

      2015/06/15

 

中国には様々な危険が潜んでいます。ただ、日本人が持っている感覚で注意深くあればかなりの程度トラブルを回避することができるのであまり怖がらなくても大丈夫です。

※中国の生活では日本人は徒歩か自転車or電動自転車が自力で使える交通手段になります。

横断歩道は気をつけて渡ろう

特に注意すべきなのは横断歩道です。日本と違って車は右側通行なので見方が逆になります。ついうっかりしていると自分の注意している方向とは逆から車が突っ込んできますので気をつけましょう。
 
横断歩道を渡る時ですが、日本だと歩行者が渡る側は全て車両は「赤信号-止まれ」になっていますが、中国では右折車両は止まらなくて良いことになっています。(法律上OK)信号が変わって悠々と渡り始めた時に右折車両が突っ込んできて引かれることもあります。
 
信号を半分まで渡り切ると、今度は向かい側から右折車両が突っ込んできます。なんとかかわしながら渡り切ろうとすると、最後は電動自転車や原動機付きの3輪車が突っ込んできます。
 
常に車や他の車両をかわしながら信号を渡らなければならないので、交差点は命がけに歩行になります。

中国では大きくて強いものが優先

日本では歩行者や自転車が車よりも優先されます。車を運転しているとマナーの悪い自転車や交通ルールを守らない歩行者に苛立たせられることがありますが、弱者優先なので車も道を譲ります。
 
中国では「強いものが偉い」的な感覚がありますので車が優先されているのが現状です。歩行者がいても平気でクラクションを鳴らしながら突っ込んでくる車も少なくありません。怒っても無駄なので、上手にかわしましょう。
 
あまり考えたくないことですが、仮に中国で車に轢かれて亡くなったらどうなるのでしょうか?日本と比べて賠償額が非常に低いというのを聞いたことがありますし、そもそも保険に入っていない車も公道を走行しています。
 
轢かれ損になりますので、心配な方は海外旅行傷害保険や生命保険に加入しておきましょう。

他にも気をつける点

街中を歩いているとよく見かけるのが街路樹です。青々と茂っているのは世話を良くされている証拠でしょうか?自然の堆肥が役だっているようです。
 
子ども達のトイレになっているようで、用を足している姿を頻繁に見かけます。植え込みは入らないほうが良いでしょう。
 
歩道橋も危険が存在しています。人に優しい配慮がなされていないのか、ちょうど顔の位置にコンクリートが突き出している部分があります。頭を打ち付けないよう気をつけましょう。コンクリートに直撃して大きいコブができたことがあります。
 
歩道橋の階段を上がった所に吐物が撒かれているのをよく見かけます。恐らく一気に階段を上がりきって、ほっとした時に催すのでしょう。踏まないように気をつけましょう。

中国は360度危険が潜んでいる

 - チャイナリスク