【中国の大気汚染速報】-2014年春節版
2015/06/15
こんにちは、甘栗たろうです。時が過ぎるのはなんとも早いものであっという間に2014年も一ヶ月経ってしまいました。
今日は中国の春節と言い、旧暦の正月です。日本では何にもニュースになっていないと思いますが中国では大々的にお祝いがなされます。
ちょうど夜中の0時に日付が変わる頃に爆竹を大量に鳴らしたり、花火を上げたりします。夜の3~4時頃までそれが続いていたので今日は寝不足気味です。
私の住んでいる都市は裕福な都市ではないせいか、さほど大々的にお祝いはなされません。それでも花火を打ち上げたり爆竹を鳴らす人は少なからずいるようですね。
わが家から見た遠景。花火が上る前です。
花火が上がり始めると街なかであろうが居住区域であろうが容赦なく花火を上げてゆきます。
私の家の目の前でも上げています。目を凝らしてみていると、打ち上げ花火が倒れてしまったようで近所のレストランに連発花火が直撃しています。
やってしまったという感じですが、基本的にやり逃げなので万が一火事になっても誰も責任を取らないのでしょう。恐ろしいですね・・
そうかと思えば10分程たった後にどこかで「う~」とサイレンの鳴る音がします。きっと火事にでもなったのでしょう。
どこの都市でもこんな感じだと思います。
今年の大気汚染指数-西安は900以上
お約束の大気汚染チェックです。中国全土を軽く見回して見たところ、去年と同様に西安が大気汚染のひどい地域でした。記念にキャプチャーしたのを載せておきます。
中心部では「919」の数値が出ています。超重度汚染レベルです。この数値がどれだけ汚染されているのか現在の日本の数値と比較してみましょう。
神奈川県の藤沢駅周辺では汚染レベルは「5」です。
いかに中国の空気が汚らわしいかご理解いただけたと思います。
悪しき習慣に終止符を
春節の時期の花火や爆竹は大気汚染に拍車をかける結果になっています。中国独特の習慣やこの時期のビジネスが関係しているようですが、なぜ自分たちの首を絞めるような行為を続けるのでしょうか?
他の習慣にも似たような要素がありますが、一部の人たちの利益のために踊らされているということに早く気が付いてほしいものです。たぶん無理だと思いますが・・