中国生活style

『こっこ』がうるさくてたまらない

      2015/06/15

 

コチラの記事でも書いているのですが、私の住んでいる都市は生きたままニワトリを買ってきて家でさばく習慣があります。

私の小区(マンション街)は一応高級住宅の部類に入るのですが、朝4時半ごろになるとニワトリの鳴き声が・・たまりません。我が家ではどこかで鳴くニワトリを『こっこ』と名づけました。

初めはどこで鳴いているのか分からなかったのですが、窓から向かいのベランダを見渡すと・・何と『こっこ』がいるじゃありませんか!
ベランダにニワトリ

ベランダでニワトリ飼うなよ!(笑)

と心の中で叫んだのですが、『こっこ』には届くはずもなく呆然とするばかりです。まさかマンションのベランダでニワトリを飼うなんて・・信じられない。さすが中国styleです。

石でも投げてやりたかったのですが、ニワトリに罪はありません。我が家のペットということで遠くから温かく見守ることにしました。

私は家で仕事をしているのですが、窓から向かいを見渡すと『こっこ』が餌をついばんでいます。飼い主は餌まで与えているんですね。中国でもペットはもはや家族の一員です。

『こっこ』にも新しい家族が

ある日、向かいのベランダを見渡すと何と!新しい家族が増えているじゃありませんか!今まではオスのニワトリだけだったのが、メスのニワトリも増えたので見事につがいになりました~
ニワトリのつがい
どことなく『こっこ』も嬉しそうです。心優しき(?)飼い主はオスの一羽だけでは寂しかろうということで、メスを買ってきてあげたのでしょうか。

と言うことは、飼い主は卵を産ませようとしているのでしょうか?当分は朝の鳴き声に悩まされそうです。

意外な展開に驚きを隠せない私

と思っていたら、ある日ベランダに『こっこ』もメスのニワトリもいなくなっていました。ニワトリを運んできた時に使ったダンボールやエサも片付けられており、もはや・・・Σ( ̄ロ ̄ll)

やはり、おたくの晩ご飯になってしまったようです。今までエサをやっていたのは『丸々太らせてから食べてやろう』という飼い主の魂胆だったようですね。

それを知らずに『こっこ』は・・(T_T) 驚きを隠せない私ですが、同時に朝早く起こされないのでホッとしています。

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