中国とオリンピック
2015/06/16
中国に来て早いもので、3週間が経過しまいた。その間に家探しなど色々あったのですが、細かいことはもう少し落ち着いてから書きたいと思います。
ちょっと過去の記事なのですが、簡単に紹介させていただきます。
オリンピック時の盛り上がり
オリンピックの話題の後に島の問題が起きたので一気に収束した感がありましたが、日本でもかなり盛り上がりましたね。中国もオリンピックの時期は盛り上がるようです。
前回の北京オリンピックを受けての今回のロンドン・オリンピックなのでやはり取り組みも違った印象でした。中国のテレビのニュースを見ていてもオリンピックの報道が繰り返しなされていました。
ぼーっと見ていると同じ卓球の試合を繰り返し見させられそうになるので注意が必要です。中国は日本の人口の10倍もいるので、オリンピックに出場する人々のレベルも段違いな競技もありますね。
現代のオリンピックというのは単に競技者が自分の持っているベストを尽くしてスポーツを楽しむ以上のことが関係しているのが見え隠れしているのに気づかれている方も少なくないと思います。
選手の結果とスポンサー
中国もソレは同様で、例えば特定の競技の選手がメダルを取ったとすると、その選手が出演しているCMが多くなっている気がします。恐らく前もって準備しておいて、メダルを取ったところでCMを増やせば企業のイメージも上がりますよね。
この手法は恐らく日本でも使っているとは思いますが、中国の方が出し方は露骨なのかもしれませんね。今回の競技の中で、ハードル走の選手が足を引っ掛けて競技ができなくなった選手が中国におりました。劉翔選手ですね。
アテネで金を取っているだけに今回もCMのスポンサーが付いていたはずです。しかし、転倒してしまった訳なので、面子を重んじる中国人はああいった選手のCMはONAIRしないんじゃないかと思います。
最終まで上がってきたのは立派ですが、何とも気の毒な限りですね・・
と思っていたのですが、中国のテレビでは比較的好意的に扱われていました。こういった部分では中国は意外にも冷静なんですね。