中国の薬局を活用する方法
2015/06/15
中国でちょっと体調を崩す程度の事は誰にでもあると思います。
そんな時に役立つのが中国の薬局です。(特定の薬を勧めるわけではありませんので自己責任でお願いします)
中国の薬局とは
比較的大きな薬局だとお店もきちんと管理されています。万引き防止策なのか入り口から店内へはバックや袋系のものは持ち込みができません。それで入り口のロッカーにバックを入れてから入店です。
店内へGO!
店内は右と左に大きく分かれています。片側は中药(漢方薬系)でもう一方は西药(西洋薬)です。漢方薬と言っても根っことか葉っぱがそのまま売っているのではなく、ちゃんと錠剤や粉末になって売られています。
管理人は中国で医者にかかったことがあるのですが、その時医師にちょっとした風邪を引いた時に飲む薬や喉に効く薬などを事前に聞いておきました。症状が重くない時は錠剤の漢方薬で済ませていました。
※補足として:薬局内には処方薬と非処方薬の2種類がありますが、私の住んでいる都市では処方薬も処方箋なしで普通に売ってくれています。この部分は地方によって差があるようです。
下痢が即座に止まる不思議な薬
一番使用頻度が高かったのが“黄连素”です。これは下痢止めで、どんなに下していても飲むとピタッと止まってしまうステキな薬です。正露丸よりも強力です。(管理人は中国の下痢で正露丸は全く効かなかった)
効き目が強いので、下痢をした時はきちんと悪いものを出しきってから飲むようにしています。昔からある薬なので価格もリーズナブルで5元前後で買えてしまいます。
西洋薬も日本で売っているようなバファリンのようなものからビタミン剤まで売っています。どちらの種類の薬も価格が日本と比べて数分の一なので非常に助かります。(成分も同じだと信じたいです)
勘違いしている薬局の店員たち
薬だけでなく店員(全て女性。”阿姨”が多い)も印象的です。普通薬屋には具合の悪い人ばかりが来ますし、自分たちが”治している”と錯覚するのでしょうか?偉そうで態度の悪そうな店員が多いです。
しかしここは中国。むかつく気持ちを切り替えて感じの良さそうな人に近づいてみましょう。期待通り親切に教えてくれるはずです。
※阿姨 āyí・・・(子どもたちから見た)オバさんのことです。
漢方の専門薬局について
漢方薬だけが置いてある専門店も存在します。ここは漢方薬を粉末状にしたものではなく、漢方薬の現物が置いてあります。高価なものばかりなので、鍵付きのショーケースに入れられています。
高麗人参や霊芝、冬虫夏草などが置いてありました。値段も半端なく高価でちょっとお土産に・・と言うものではありませんでした。
観光地にある漢方薬局であれば価格を上乗せしていますが、管理人が行ったのは中国人が普段(?)行く一般の店でしたので、価格の高さに正直驚きました。