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具体的な商品の値切り方

      2015/06/15

 

値切り交渉をしてみよう

値切れるかどうか店員に聞くと大抵は「いくらなら買うのか?」と聞いてきますので、自分が実際に納得して買う値段よりかなり下を言うようにしましょう。
 
そうすると店員も驚いた素振りを見せて、「それじゃ売れないよ」と言ってきます。そうしたらコチラから「幾らなら売れるんだ?」と聞くと相手は値段を提示してくるのでそこから交渉スタートです。
 
例えば100元の物が売っていたとします。60元であれば買ってもいいかなと思ったら、最初は30元くらいでどうかと聞いてみます。
 
当然相手は難色を示してきます。恐らく80元くらいならいいよ、とか言ってきます。それで、30元⇔80元の間をいかに縮めて60元にするかが勝負のポイントです。

具体的な値切り方

相手の出方を見ながら、徐々に納得する値段へ持ってゆくのがスタンダードな方法です。上記の例だと店員は5元くらいの単位で安くしてゆきます。

それで、こちらも難色を示し(わざとらしく)ながら同じくらいの価格で上げてゆきます。そうすると大体納得する値段(中間点またはそれよりもちょっと上)で収まるでしょう。
 
少々意地悪なやり方ですが、同じ商品が別の店で売っていた時は、「あそこの店では~元で売っていた」と言うと必ず安くしてくれます。これは買い叩くやり方なのでオススメはできませんが、効果の高い値切り方です。
 
たまに見かけるのが、価格に納得できないと「じゃあ要らない!」とか言って帰ろうとする中国人です。これも効果があるらしく、帰る客を追いかけたり、「~元にするよー」と言って未練を示す店員も少なくありません。
 
本当に欲しいものだとこちらも困りますが、「また今度買えばいいか」くらいのものだったら一度試してみる価値はあります。

らくだに乗っている

管理人も値切り交渉が上達してお得にお買い物ができるようになりました。店だけでなく、ホテルでも値切れることにも気が付きました。
 
ウイグル自治区のベゼクリク千仏洞でラクダに乗ったのですが、ぼったくられそうになり、友人は90元払ったのですが、管理人は交渉して60元まで下げてやりました。
 
周囲に人のいない場所で少々緊迫したムードになりぶっ飛ばされるかと思いましたが、最終的に譲歩したら握手をして帰ってゆきました。
 
管理人の経験によると、相手が怒り出す手前の値段がどうやら値切れる底値のようですが、友好関係は築けなくなりますので値切り交渉もほどほどにしましょう。

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