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クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険で病院へ行く

      2015/06/15

 

クレジットカードの保険で病院へ行く方法をまとめました。
(保険の約款などは定期的に変更されている部分もあるかもしれませんので、毎回病院にかかる前に必ず契約内容をご確認ください)

事前に確認しておくこと

まず初めに、自分の所持しているクレジットカードが海外旅行傷害保険に対応しているかどうかを調べましょう。カード会社の約款を見ると対応しているかどうか確実に分かります。
 
対応していても条件付きのカードもあります。中には出国と同時に保険契約が自動に発効されるものもありますが、大抵は出国時に関係する公共交通機関をカード決済するのが条件になっています。

管理人は毎回駅に行くまでのタクシーや航空券などをカードで決済して有効にしていました。
 
保険にも有効期間があります。多くのカードは出国から3ヶ月或いは90日となっています。それを一日でも過ぎると保険は適用されませんのでご注意ください。

具体的に用意しておくこと

パスポートの個人情報の面/日本出国のスタンプ/中国入国スタンプが入った部分をスキャナーでスキャンしておくかデジカメで鮮明にとっておき、PCの分かりやすいフォルダーに保管しておく。
 
行きたい病院も目星を付けておく。管理人は中国生活が長い友人がいたので前もってどの病院が良いのか、クレジットカード決済できるのか聞いておきました。
 
病院によっては海外旅行傷害保険対応の所もあり、キャッシュレスで診療を受けられる場合もあります。病院も慣れているので前もって聞いておくと答えてくれます。そうでない場合は立替払いになります。
 
ここまで準備しておけば安心して風邪が引けますね (^_^;)

具合が悪くなったら、コールセンターへ電話する

病院へ行く必要があるほど具合が悪くなったらまずコールセンター(日本)へ連絡します。連絡先はクレジットカード同封のガイドに書いてあります。
 
オペレーターに自分が今いる場所と具体的な症状を伝えます。該当するクレジットカードの番号と自分の携帯電話の番号も同時に伝えておきます。管理人はその都度スカイプで日本に連絡していました。

保険会社の海外支店から連絡が来ます

コールセンターがクレジットカードの情報を確認すると、日本から該当する海外にある保険会社の支店に連絡します。中国に住んでいた時は保険会社のシンガポール支店から携帯に連絡がありました。
 
保険会社がeメールアドレスを伝えてきますので、あらかじめ用意しておいたファイルを用意します。(パスポートの本人確認欄と出国/入国スタンプが押されている面)

次に行く予定の病院も伝えておきます。病院を紹介してもらうのも面倒なので、あらかじめコチラが希望する病院を決めておけば大抵通ります。
 
一度電話を切り、eメールでファイルを送ります。そして保険会社からの連絡を待ちます。再度保険会社から連絡があり、内容が確認されていれば晴れて病院に行くことができます。行き帰りのタクシー代も出ますので、無理してバスに乗らずタクシーで病院まで行きましょう。

やっと病院へ行けます

管理人は具合が悪いのにタクシーの運転手にいちいち病院の場所を伝えるのも辛いので、地図を見せて勝手に行ってもらいます。
 
病院へ行って診察開始です。会計の時に支払いはありませんが、必要書類を病院が用意しているので該当部分に記入をしてサインをします。タクシー代に関しては帰国後保険会社へ請求できますのでとっておきましょう。
 
ここまでがクレジットカードの海外旅行傷害保険を使って病院へ行く方法です。具合が悪い時に一番面倒臭いコールセンターへの電話と保険会社のやり取りは早ければ30分くらいで決着がつきますので頑張りましょう。

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