中国生活style

中国のKFCから見る現在の大陸事情

      2015/06/15

 

昨日に引き続き鳥関連のネタになります。

今回の鳥インフルエンザで打撃を受けているのは市場などで生きたニワトリを売っている人たちだけでなく、鶏肉をメインとして一大ブランドを築き上げてきたKFCさんも同様でしょう。

ただし中国のKFCに関しては去年の12月には商品から過剰な抗生物質が検出されたという報道がされていました。(ロイターの記事へ移動します)

それで今回の鳥インフルエンザの件で中国のKFCはダブルパンチを食らった訳です。(前者の件に関してはもちろん擁護致しませんが)

※実際、3月の売上は影響してか16%減になっています。

もしかしたら消費者の中には、「鳥インフルエンザ=鶏肉=KFC=予防するために過剰な抗生物質を使うんじゃないか」という構図が頭の中に出来上がっているのかもしれません。

(そこまで考え付いたら、なかなか勘の鋭い人ですがw)

ここで、先ほど見たKFCのコマーシャルを紹介します。

先ほど見たKFCのコマーシャルはこちら

工場の鳥さん

「在看不见的地方,我们也在一起」(見えない所にも一緒にいます)と透明性を強調するメッセージから始まります。上の鶏さんもなんだか安全そうに見えますね。なかなかの役者ですw

ホルモンは入れません

「不加激素,不乱用药」(ホルモンは入れませんし、薬も乱用しません)と言うメッセージが流れてきます。安全を強調したいのか「もうしません」と反省の弁を述べているのかは閲覧者の判断に委ねられます。

商品を渡すシーン

何とも優しげに商品を渡すシーンです。

全国のKFCで働いているお姉さんたちにも見倣って欲しいものです。

安全性を強調

最後には「安心して食べてください」とのメッセージで終わります。ここまで来て安心して食べろって言われてもねぇ・・何だか横のカーネル・サンダースが寂しげに見えてきます。

中国の社会の構図:氷山の一角

今回の鳥騒動によるKFCへの影響は今後どうなるかは分かりません。

きっと大量に広告を打っているので人々への印象を植え付けられるかが鍵になるでしょう。元々中国人にとってKFCは人気商品なので、しばらくすれば騒動も忘れて再び客足が付くのでしょう。中国とはそんなお国柄です。

問題点は前者の抗生物質の問題です。KFCは養鶏農家1000件以上との契約を打ち切ったようですが、「バレたら止める」という中国の構図を表しているように思えます。(逆に言うと「バレるまでやる」と言うことです)

もちろん問題を改善することは当然ですが、関係者は問題が発覚する以前にこれらの事を知っていたはずです。まぁどの国でもあることですが、中国では特に多い気がしてなりません。

ちなみに私は中国のケンタッキーにも行きますが、注文するのは豆乳や紅茶といった飲み物だけです。(店内は便利なので積極的に利用させていただいていますw)

昔はフライドチキン好きだったのになぁ・・

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