何はともあれ、日本人はお手本らしい
2015/06/15
最近テレビを見ていたところ、「えっ」と思うようなことがありました。
テレビのコマーシャルに日産が放映されていたのです。一時の関係の悪化によって矢面に立たされたのは日本車で、暴動の被害に合われた車も少なくないようです。(中国人がオーナーですがw)
今回の被害の代名詞とも言える『日本車』ですが、遂にと言っていいのか分かりませんがCM復帰を果たしたようです。
【中国官方网站 东风日产】
一時の状態は落ち着いてきたようです。もとより私の住んでいる都市はそういった物はほとんど見られず、政治的なスローガンを掲げているのは僅かです。
例えば電動自転車の後部プレートにメッセージを掲げている人を見かけましたが、ちょっと変わった人たちばかりでした。日本で言うとかなり右寄りの人たちなのかなぁと言ったところです。
マナーの面では日本はお手本(らしい)
日本車のCMとほぼ同時期に、日本をお手本とするような特集がテレビで組まれていました。国営放送なので100%政府のチェックが入っているはずですが、なぜかそういう内容のものでした。
現在の中国は路上のマナー全般が悪いので少しでも向上させようという取り組みの中で、日本の道路上のマナーの良さが取り上げられていました。
特に日本人の多くが赤信号を渡らないことをクローズアップおり、日本人へのインタビューも交えていました。答えていた人たちは「まぁ当然かな」と言ったコメントばかりでした。
一時は険悪な感じだったので「ちょっとは歩み寄ろうかな」と言った姿勢なのかもしれません。政治的なことは何とも言えないのですが、中国で生活している私としては平和な状態が一番助かるのが正直なところですね。