中国で家を探す方法-基礎知識編
2015/06/15
中国で住む場所は留学生の宿舎か会社が用意した日本人向けの高級住宅(畳まであります)と思われている方もいるかも知れませんが、中国人が普通に住んでいる場所に日本人も居住可能です。
メリットは中国人と同じ所に住むことで、彼らの生活そのものを垣間見ることができ、息遣いを知ることができます。
ここでは自力で不動産屋を通じて家を探す方法をご紹介します。
※管理人の経験と見識を元に記事を作成しています。情報量が多いのでシリーズ化しました。
中国の住宅基礎知識
中国の”家”は日本のような一軒家ではなく、日本のマンションや団地形式の建物と思ってください。
“平房 píngfáng”と呼ばれるような”一軒家”(コンクリートとレンガ造りの平屋)も一応ありますが、とても日本人が住める環境ではないのでオススメできません。
ちょっと郊外に行くと”别墅 biéshù”つまり別荘がありますが、都市生活は経験できませんし、非常に家賃が高いので実際的ではないでしょう。
どこに住みますか?
もし留学であれば、大学が通いやすい圏内になるでしょう。そうでなければどこでも気に入った所に住むことができます。
特定の場所が決まってなければ、バスやタクシー、徒歩で近隣を回ってみるもの一つの手です。中国のマンションは大抵”小区 xiǎo qū”(マンションがまとまっている地域)ごとに分かれているので、環境・安全性・便利さなどを見て大体の目星を着けることができます。
具体的にはスーパーが近くにあるか、バス停や交通の便はどうか、安全に関してはマンションや住んでいる人の雰囲気で大体わかります。あとは入り口に”保安 bǎoān”がいるかどうかなどです。
気に入った”小区”があればその近くにある不動産屋へ行きます。恐らく近隣の”小区”の物件が多く出されていることでしょう。