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中国で賃貸マンションを契約する方法と注意点

      2015/06/15

 

気に入ったら契約(合同 hétóng)です

不動産屋の書式の契約書を見てサインをします。大手の不動産会社であれば近年はないとは思いますが、中には貸主の都合の良い解釈で契約書が書かれていることがあります。
 
中国語に自信がなければ、信頼のできる中国人に仲介者になってもらいチェックしてもらうのがベストでしょう。(場合によっては自分で直接契約せずに中国人の友人に代わりに契約してもらうことも可能です)

お金の払い方

一般的に押金yā jīnは家賃1~2ヶ月分(保証金のことです。契約にもよりますが大抵は退去の時に返ってきます)仲介手数料一ヶ月分(大家と折半)、半年分の家賃を前払いします。
 
日本との違いとしては家賃を一ヶ月ごとではなく、三ヶ月や半年分を前払いします。(家賃の払った区切りで退去するのでなければ、先払いした家賃が返還されるかどうかは契約書次第です)
 
あとは、テレビ代(中国では有線を見るのに費用が掛かる)やADSL代(大家が既に回線を契約していれば)を払います。最後に必ず領収書をもらって終了です。
 
どうです?簡単でしょう?

管理人の経験談

管理人は中国に初めて行った時は友人の紹介で家を借りました。一年して大家の都合で(家を売りに出す)別の所へ引っ越しました。
 
一連の記事の内容を最初から最後まで自分で実行しました。(契約書だけは友人にチェックしてもらいましたが)ほぼ同時期に友人が家を探してたので一ヶ月弱で20件ほどの物件を実際に見ました。
 
これだけ見るとさすがに物件や大家の良し悪しもよく分かりました。
 
ちなみに管理人が最初に住んだ部屋の大家は30代独身男性で、マンションを所有しつつ別の場所に住んでいる人でした。車もワーゲン(サンタナですが・・)を乗っていたのでそこそこ経済的には裕福な人のようでした。
 
日本びいきで冷蔵庫やテレビなどの家電が日本製でした。友人の紹介でしたがそういういうのもあって快く貸してくれたんでしょうね。

マンションの外観

次に住んだのが、新築のマンションです。部屋を見て直感的にピンときたのですが、やはり大家もきちんとした人でした。30代位の女性で投資目的でマンションを幾つも所有しているようでした。当時はまだ少なかったのですが、日本と同様部屋に壁紙も貼られていて快適な住まいでした。

部屋のイメージ図

友人たちの話を聞くと大家とトラブルになるケースもあるので、管理人が出会った人たちはまともな人だったのかと思います。

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