中国生活style

中国で電気の使い方

      2015/06/15

 

中国のライフラインのシステムは日本と異なります。事前に覚えておけば、突然のアクシデントに慌てずに済むでしょう。

中国では電気は基本的に前払いのシステムです。なぜなら中国では、使った後の支払いだと踏み倒す人が多いのでしょう。さすがに13億人が大陸中を行き廻っているので、警察でもない限り捕まえることはできませんし、できたとしても割りに合わないでしょう。
 
家の借款契約と同時に電気のカードを受け取ります。一般のタイプのマンションだと銀行に行ってチャージをしたいことを伝えます。次に専用の用紙に買いたい電気の使用量を書きます。「200kW」などといった具合に。
 
銀行の窓口で支払いを済ませると同時に電気の使用量をチャージしてくれます。領収証をもらって終わりです。
 
テナントや事務所が入っているタイプのマンションだと小区内に管理事務所があります。そこでチャージしたいことを伝えお金を払うとチャージしてくれます。管理事務所が処理するので管理費込みの電気料です。
 
銀行で買うよりも高いですが、決まっていることなので文句を言っても聞いてはくれません。ちなみに銀行と管理事務所のどちらでチャージをするかは決められているので互換性はありません。

実際にチャージをしてみましょう

家の玄関か近くにメーターが設置されています。よく見るとメーターの下にカードを差し込む口があるのに気が付きます。ゆっくりと差し込み数秒待つとチャージが完了し、残高数が点滅します。これで完了です(*´∀`)
 
こまめに電気の残高はチェックしておきましょう。中国は自己責任の国で、残高が「0」になっても誰も助けてくれないので、定期的に見ておくか、またはチャージした後すぐに次回の分もチャージしておき、いつでも使える状態にしておくかどちらかです。
 
持ち家で定住している中国人は、大量に買ってまとめて電気をチャージしておくので、一年に一度くらいで済むのではないかと思います。ただ外国人の場合だといつ何時帰国するか分からないので、2ヶ月分くらいずつ(毎回100元程度)入れておくのが無難です。

注意しておきたい点

突然残高が「0」になって強制的に電気が切れるようななる所もあるのですが、親切なマンションは残高が「20」位になるといきなり電気が切れて、あとわずかであることを教えてくれます。
 
この時は慌てずに(管理人は知らないで慌てた)、カード(残高が入っていなくても)をメーターに挿し込むと復旧します。必ず次の日にチャージしましょう。
 
気を付けたいのが管理事務所でチャージをする場合です。月~金の営業のところだと、土・日はお休みです。万が一週末に電気が「0」になっても事務所は誰もいないので、電気なしで過ごすしかありません。くれぐれも計画的にチャージをしましょう。

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